中国が米国人失踪に関与? 拉致情報を米側に提供 家族会代表ら : MSN産経ニュース

 【ワシントン=佐々木類】北朝鮮による拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表や超党派国会議員でつくる拉致議連の山谷えり子副会長らは8日、国務省や議会を訪れ、北朝鮮に拉致された疑いのある米国人男性に関する情報提供を行った。

 米国人男性はユタ州出身のデービッド・スネドン氏=当時(24)。中国留学中の2004年8月、南部の雲南省で失踪した。

 飯塚氏らは8日、国務省と議会を訪れ、ナイズ副長官、リー上院議員(ユタ州選出)らと面会し、最近寄せられた情報によると失踪には中国当局が関わっていた可能性があることなども伝えた。ナイズ氏はスネドン氏の件に関し慎重姿勢であったという。一方、リー上院議員は議員スタッフが両親とすでに面会していることを紹介し、今後、本格調査に乗り出すとした。

 情報提供したのは、米国内で日本人拉致問題への関心が薄れる中、米政府、議会に自国民保護に動くよう働きかけることで、日本人拉致問題解決に向け共闘を促すねらいがある。


中国が米国人失踪に関与? 拉致情報を米側に提供 家族会代表ら : MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120509/amr12050911180004-n1.htm

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