50周年記念キャンペーン:ノーベル平和賞受賞者 劉暁波さんとその妻、劉霞さん : アムネスティ・インターナショナル日本

ノーベル平和賞受賞者 劉暁波さんの即時無条件の釈放と、その妻、劉霞さんの自宅軟禁状態からの解放を!

5月下旬、盲目の人権活動家である陳光誠さんが、中国を出国しました。陳さんおよび陳さんの家族に対する脅迫的な行動について、国際社会から批判を浴びた中国政府は、「大学への留学」という形で、陳さんの出国を認めたのです。言うなれば、国際社会の圧力が陳さんの自由への道を切り開いたのです。

しかしながら、中国では今現在も、数多くの人権活動家が不当に拘禁されています。その一人が、ノーベル平和賞受賞者である、劉暁波さんです。

中国の反体制派の文学者、劉暁波さんは、知人らと「08憲章」を起草、発表したことで2008年12月8日に拘禁され、国家政権転覆扇動罪で2010年2月に懲役11年の判決を受け、服役中です。「08憲章」は、中国の知識人303人が署名をし、基本的人権が尊重される民主的な体制を築くための司法と政治の改革を提案しています。

詩人で芸術家でもある妻の劉霞さんによると、劉暁波さんは中国北東部遼寧省の錦州(Jinzhou)刑務所の6人部屋に拘禁されていて、運動や読書は許されています。

彼は2010年10月8日、中国における基本的人権のための非暴力の長年の取組みに対し、獄中でノーベル平和賞を受賞しました。10日に刑務所で面会した劉霞さんを通じて「平和、民主化、自由のために闘ってきた犠牲者のすべてにこの賞をささげる」と語ったことが伝えられました。

そしてその直後の10月18日以来、劉霞さんは、北京の自宅で不法に軟禁された状態に置かれ、外部との連絡が取れなくなっています。アムネスティは、彼らを、人権擁護活動家、良心の囚人として即時無条件の釈放を求めています。

劉霞さんの自宅軟禁状態からの解放と、劉暁波さんの即時無条件の釈放を求める要請をしてください。
締切日 2012年6月(予定)
提出先 温家宝首相

※アムネスティ日本の事務局で署名を集約し、温家宝首相に提出します。


↓アムネスティのサイトからアクションにご参加ください。
50周年記念キャンペーン:ノーベル平和賞受賞者 劉暁波さんとその妻、劉霞さん : アムネスティ・インターナショナル日本

https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/china_2011.html

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