ウイグル問題に関し自民党議員が連名で中国大使に抗議文を提出 : 日本ウイグル協会

世界ウイグル会議が日本で開催されることに関して、中国の程永華駐日大使は日本の国会議員に抗議書簡を送っていました。この講義書簡を受け取られた自民党議員は記者会見を開き、この中国の大使から抗議書簡が与野党の100人以上に送られていることを明らかにしました。そしてこの「脅迫状ともいうべき文章」は「日本への内政干渉だ」として、自民党議員46名の連名により、中国大使に対し抗議文を提出されました。
世界ウイグル会議及び日本ウイグル協会は、このように中国からの不当な圧力に対し、毅然と対応下さった自民党議員、また先日設立頂きました日本ウイグル国会議員連盟の諸先生方に対し、心よりの賛辞と感謝の言葉を送らせて頂きます。

以下、日本ウイグル国会議員連盟会長の古屋圭司衆議院議員のブログを転載させて頂きます。


ウイグル問題について自民党本部にて記者会見
http://www.furuya-keiji.jp/blog/archives/1787.html

今週はじめに、在日本中国大使から我々国会議員にいわば「脅迫状」ともゆうべき文書が送付されてきた。メディアでも話題になっているのでご承知の方も多いと思う。内容は、チベットとウイグルに関するもので、まさしく「内政干渉」そのもので到底容認できるものではなく、本日11時半に党本部にて記者会見した。我々文書を受け取った議員連名で次のような抗議文を大使宛に送付することを決定して、本日程中国大使宛に送付した。

中華人民共和国駐日本国特命全権大使
程 永華 様

初夏の候、益々ご清栄のことと存じます。

さて、程大使より2012年5月8日付けで、チベットと新疆ウイグルに関する書状を受け取りました。我々国会議員側の調査によると衆参党派を問わず多くの議員に送付されていることが判明致しました。

内容は、チベットならびに新疆ウイグルにおける貴国の考え方を示されたものと解釈いたしますが、その記述は、一方的に武装反乱・暴力テロ組織と決め付け、現実に行われている人権弾圧や人権侵害については何ら触れておらず、事実とは異なるといわざるを得ません。

さらには、文面の最後では「日本自身の安全にも害がある」との記述、また我々議員側に対し「いかなる形でも接触せず、世界ウイグル会議に対し、いかなる支持もしないことを希望する」という、いわば強圧的な表現は、独立主権国家の国会議員への書状としては、著しく適切性に欠いているといわざるを得ません。

いわば、これは日本に対する「内政干渉」そのものであると考えます。

ここに、書状を受け取った議員として、断固抗議するとともに我々は、日本国国会議員の良識に従って今後も活動していくことを、ここにお伝えする次第です。

今後とも貴殿のご活躍、貴国のご発展を心よりお祈り申し上げます。

平成24年5月18日

自由民主党衆議院議員代表
安倍晋三、石破 茂、稲田朋美、井上信治、今津 寛、今村雅弘、江藤 拓、加藤勝信、城内 実、北村誠吾、小池百合子、齋藤 健、坂本哲志、柴山昌彦、下村博文、新藤義孝、菅 義偉、高市早苗、武田良太、徳田 毅、長勢甚遠、馳  浩、古川禎久、古屋圭司、松浪健太、山本有二、

自由民主党参議院議員代表
青木一彦、赤石清美、有村治子、石井浩郎、礒崎陽輔、上野通子、衛藤晟一、岸信夫、佐藤正久、関口昌一、塚田一郎、鶴保庸介、古川俊治、二之湯智、野村哲郎、松下新平、水落敏栄、三原じゅん子、山谷えり子、若林健太

5月18日13時現在 計 46 名 自由民主党国会議員

なお、送付後も抗議の文書に賛同する議員が増えているので、改めて再出状予定だ。


2012年5月18日 ウイグル問題に関し自民党議員が連名で中国大使に抗議文を提出 : 日本ウイグル協会
http://uyghur-j.org/news_20120518.html


※関連動画

中国大使ウイグル会議抗議書簡 自民有志議員は抗議文送付(12/05/18)
http://www.youtube.com/watch?v=m_CSxhW22Ks



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