2012年11月13日ダライ・ラマ法王特別講演会。超党派国会議員によるアピール文と「チベット支援国会議員連盟」発足報道など

2012年11月13日に参院議員会館で行われた超党派国会議員主催のダライ・ラマ法王特別講演会の動画や、発表されたアピール文。そして「チベット支援国会議員連盟」発足報道などのまとめです。※後日、チャンネル桜で講演会の完全版の動画が公開される予定です。


アピール文

ダライ・ラマ法王猊下のご来駕を心より歓迎申し上げます。
ノーベル平和賞受賞者でもある法王猊下は、世界のチベット民族の国家的、精神的指導者であると同時に、自由と民主主義、そして人権という基本的価値を共有する世界中の人々にとって平和と友好の象徴的存在でもあります。このたびわが国国会議員有志の前で、法王猊下に特別にご講演賜ることは大変光栄です。

しかるに、現在、中国政府はチベットの人々に対して、苛烈な人権蹂躙を行っております。中国政府は、チベット人の政治・宗教・文化・経済活動の自由を厳しく制限し、これに異議を唱えるチベット人に拷問を含む過酷な処罰を課しています。こうした中国政府の人権弾圧に対し、チベット人による抗議の焼身自殺が相次いでいます。しかし、中国政府は、チベット人民の悲痛な叫びに耳を傾けるどころか、チベット亡命政府の再三の要求にもかかわらず平和的解決に向けた対話にすら応じていません。
こうした状況をわれわれは決して看過することはできません。

中国は、チベットにおける状況を中国の国内問題であると主張し、外国からの批判を内政干渉であると非難します。しかし、人権は国境を越えて国際社会で共有される基本的かつもっとも重要な価値、権利であり、この改善を訴えることは、けっして内政干渉ではないと確信します。
われわれ国会議員有志は、このたびのダライ・ラマ法王猊下の訪日を契機として、わが国国会議員のみならず広く日本国民、そして世界中の人々がチベットのきわめて苛烈な人権状況と、自治獲得、そして民主化に向けたその正当な主張についての理解が深まることを切に願います。そして、その目的を達成するために、われわれは党派を超えて、チベット及びウイグルなどに対する中国の不当な人権弾圧について、今後、その改善を中国政府に厳しく求めてまいりますとともに、国際社会に積極的に発信してまいる所存です。

平成24年11月13日

ダライ・ラマ法王 国会議員対象特別講演会
世話人一同


動画

【Free Tibet】ダライ・ラマ法王特別講演[桜H24/11/14]
http://www.youtube.com/watch?v=qyN12u5XWVE

Human Values and Universal Responsibility
http://www.youtube.com/watch?v=DGyc1aRQM3c


ダライ・ラマが国会内で講演 安倍氏にスカーフ 中国は案の上反発
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121113/chn12111322320012-n1.htm
2012.11.13 22:28

来日中のチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は13日、国会内で講演し、中国国内で相次ぐチベット族の焼身自殺について「中国政府は何が原因かを調べるべきだが、地方政府は恐らく正確に報告していない」と指摘。「外国の議員団が訪問し、現状を報告すれば、中国の高官も真の姿を知ることができるだろう」と語り、チベット族居住地域への国会議員団の訪問を要請した。

ダライ・ラマが国会内で講演するのは初めて。13日に発足した超党派の「チベット支援国会議員連盟」は「チベットおよびウイグルなどに対する中国の不当な人権弾圧について、改善を中国政府に厳しく求めていく」とするアピール文を採択。自民党の安倍晋三総裁は「チベットの現状を変えていくため全力を尽くす」とあいさつし、ダライ・ラマから白いスカーフを贈呈された。

中国外務省の洪磊報道官は13日の定例記者会見で、「日本政府はダライ・ラマの分裂活動や右翼の反中活動を放任しており、中日互恵の原則に背いている」などと反発した。(北京 川越一)


自民・安倍総裁:ダライ・ラマ支援を表明、「チベットで弾圧 : Bloomberg
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MDEM2B6KLVRI01.html
更新日時: 2012/11/13 15:05 JST

11月13日(ブルームバーグ): チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世の国会議員向け特別講演会が13日午前、参院議員会館で行われた。講演に出席した自民党の安倍晋三総裁はチベットで「人権が弾圧されている現状」を変えていくために全力を尽くす、と表明した。

民主党の牧野聖修前経済産業副大臣、自民党で安倍氏に近い下村博文衆院議員(元官房副長官)ら超党派の国会議員有志が主催した。下村氏によると、ダライ・ラマが日本の国会施設で講演するのは初めてで、講演には衆参の国会議員計134人が参加したという。

安倍氏は冒頭あいさつで「ここに集った議員は一日も早くチベットの人々が自由を勝ち取るために自らの命を絶つ、こういうことが起こらないように協力していきたいということでは完全に一致している」と指摘。「これからもチベットに対して声援を送っていくこと、協力をしていくこと、なんとかチベットが今の現状、人権が弾圧されている現状、これを変えていくために全力を尽くしていくことを誓う」と明言した。

ダライ・ラマとの関係については「完全に自由と民主主義を目指す、この価値で私たちと一致している」とも指摘した。

このほか、会場で配布された特別講演会の「世話人一同」によるアピール文は、「現在、中国政府はチベットの人々に対して、苛烈な人権蹂躙(じゅうりん)を行っている」と明記。その上で、「チベットおよびウイグルに対する不当な人権弾圧について、今後、その改善を中国政府に厳しく求める」と訴えている。

ダライ・ラマは講演で、中国共産党の役人はチベットの文化、信心を弾圧している、と述べた。




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