習近平は戦争崇拝者!日本は弱みを見せるな―12・9「林保華氏講演会&諸民族討論会」報告 : 台湾は日本の生命線!

台湾での中共問題研究の第一人者である林保華氏(台湾青年反共救国理事長)の講演会を十二月九日、都内の文京区民会議室で開催した(主催:台湾研究フォーラム、協力:アジアの民主化を促進する東京集会実行委員会、アジア自由民主連帯協議会、日本ウイグル協会)。

演題は「習近平の中国はどうなる」。今多くの日本国民が関心を寄せているテーマと言えよう。

私も尖閣諸島(あるいは南西諸島)、台湾に対する今後の拡張攻勢はどうなるかが気になっている。

林氏の話によると、「十一月の中共第十八回党大会以前は、誰もが尖閣問題では強硬姿勢を示さざるを得なかった」とのことだが、では閉会後の現在はどうなのだろう。

林氏は同問題を巡る中国側の激しい反応には、劉源の思想的影響があると指摘した。劉源とは劉少奇の息子で上将。習近平とは親友だ。毛沢東が提出し、劉少奇が実践した「新民主主義」を掲げ、「戦争とは人間の欲望から生まれるものだから、絶対になくならない。戦争と戦争をする人は偉大だ。統一エネルギーは戦争から生まれる。戦争がなければ民族融合、文化融合、南北融合もできない」などと主張し、習近平を含む太子党に大きな影響を与えているはずだという。

「一番心配なのは民族主義が大きくなること」と語った林氏。党大会で胡錦濤が「中華民族の復興」という言葉を何度も使ったのが気がかりだという。

「民族復興ということ自体は問題ないが、侵略戦争による復興というなら、中国人にとっても世界にとっても災難だ」「改革と侵略は両立できない。対外侵略をやる時は国内で弾圧をやることになる」とも。

ただ「劉源が中央軍事委員会入りをしなかったため、対日姿勢は軟らかいものになるかも知れない」とは言っていた。「日本経済は中国抜きでも大丈夫だが、中国は日本の資本と技術は不可欠。新指導部も日本とは協力関係を続けたいはず」とのこと。しかし権力闘争が相変わらず不透明であるため、つねに動向に注視し、対応しなければならないと語っていた。

それでは日本は、このような中国に対し、そのような対応を取って行けばいいのだろうか。

この日は講演会に続いて討論会も行い、林氏のほかに加瀬英明氏(外交評論家)、黄文雄氏(評論家)、ペマ・ギャルポ氏(アジア自由民主連帯協議会会長)、イリハム・マハムティ氏(日本ウイグル協会会長)、オルホノド・ダイチン氏(モンゴル自由連盟党幹事長)も登壇。「中国覇権主義に周辺諸国、諸民族はいかに対処すべきか」をテーマに意見を発表した。

その名を見てもわかるように、中国に侵略され、あるいは侵略の脅威にさらされている諸民族の代表者が並び、あの国の暴力主義がいかに信用できない残虐なものかを証言したわけだが、日本がいかに中国覇権主義に対処すべきかについては、「弱みを見せれば誤ったメッセージを送ってしまう。毅然として立ち向かうべきだ」という点で一致していた。

それは全くその通りに違いない。

そしてそう考えれば、日本国内ではすでにメディア、識者の間からはすでに、「習近平は日本にとって悪いとは限らない」などといった言論が聞かれるが、それは中共の覇権主義がいかなるものかを知りながら、中共のために敢えてそれを隠蔽する宣伝を代行しているのではないかと疑わざるを得なくなるのである。

実に意義ある講演会、そして討論会だった。


習近平は戦争崇拝者!日本は弱みを見せるな―12・9「林保華氏講演会&諸民族討論会」報告 : 台湾は日本の生命線!
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