中国:香港に天安門記念館…民主活動家入れず : 毎日新聞他

中国:香港に天安門記念館…民主活動家入れず : 毎日新聞
2014年04月26日 21時04分(最終更新 04月27日 08時05分)
http://mainichi.jp/select/news/20140427k0000m030047000c.html

 【香港・鈴木玲子】中国で民主化運動が武力弾圧された天安門事件から6月で25年となる。事件の風化を防ごうと民間の常設館「六四記念館」が26日、香港で開館したが、訪問しようとした民主活動家が香港入りを拒否されるなど、中国政府による言論統制強化が懸念されている。

 記念館は、事件を知らない若い世代に民主化運動の意義を語り継ぐのが狙いで、初めての常設記念館。香港の民主派団体「香港市民愛国民主運動支援連合会」(支連会)が市民から寄付を募って繁華街の雑居ビルの一角を購入した。同館には当時天安門にあった「民主の女神像」の複製や事件の年表や映像などが展示された。運営する支連会の李卓人主席は「事件の犠牲者の精神を次世代に伝えたい。将来は記念館を北京に設立したい」と話した。

 天安門事件について中国政府は一部学生による「暴乱」として今なお厳しい情報統制を続ける。香港は「1国2制度」の下、表現の自由が保障されているものの中国の影響力が増し、「言論の自由」への危機感が高まっている。

 米国在住の中国民主活動家の楊建利氏が記念館訪問のため19日、香港入りしようとしたが、空港で当局に入境を拒否された。オープン初日には記念館が入ったビル前に開館に抗議する人々が集まり、警官隊が警備するなど緊張が高まった。


天安門事件記念館が香港に開館 : NHK
4月26日 21時38分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140426/k10014056511000.html
※NHKのサイトに動画があります。

25年前、中国の北京で民主化運動が武力で鎮圧され大勢の死傷者を出した、天安門事件の資料を集めた記念館が、26日、香港で開館し、事件の情報が統制されている中国本土の観光客なども見学に訪れました。

天安門事件は1989年6月、北京で民主化を求める学生たちの運動が武力で鎮圧され、大勢の死傷者が出たもので、当時香港で活動した人たちが事件の記憶を風化させまいと、資料を集めた記念館を開きました。
26日ははじめに開館を祝う式典が開かれ、当時天安門広場の近くにいたという活動家があいさつし、「事件で犠牲になった学生たちは真実を伝えてほしいと望んでいた。こうした記念館が北京にも設置されるべきだ」と述べ、中国政府に対し、事件を一部の学生による「暴乱」とした評価を見直すよう訴えました。
中国本土では事件に関する情報が厳しく統制されていますが、26日は中国本土の観光客なども見学に訪れ、当時の写真などに見入っていました。
中国の湖北省から訪れたという女性は、「中国では何が起きたかよく分かりませんでした。家族や友人にも記念館に来てもらいたい」と話していました。
一方、記念館の入るビルの外では、中国政府を支持するおよそ20人のグループが集まり、鎮圧は正しかったなどと訴えて記念館に抗議し、参観に来た人と激しく言い争い、警察が出動する騒ぎになりました。



関連記事 :
  1. 中国 天安門事件の集会参加者を拘束 : NHKニュース
  2. 中国がウイグル族研究者拘束 米が説明要求 : NHKニュース
  3. 天安門事件23年 香港で集会 : NHKニュース
  4. 陳光誠氏“中国は独自の民主制度を” : NHKニュース
  5. 米 チベット関係者が抗議活動 : NHKニュース

.