【アクション】香港:平和的な抗議行動参加者を守れ! : アムネスティ日本

「真の普通選挙」などを求めて平和的に座り込みを続ける香港の学生や市民に対し、香港警察は、催涙ガスでこれに応じました。その後も座り込みは続いており(10月6日現在)、警察によるさらなる弾圧や、抗議行動に反対する人びとからの暴力が心配されます。

 香港特別行政区保安局長に対し、警察が表現および平和的な集会の自由を尊重し、不法な実力行使はやめるよう、また、抗議行動に反対する人たちの暴力から参加者を守るよう、あなたのメッセージを送ってください。

更新情報(2014.10.14):アクション参加者に、香港保安局から返事が届いています。その内容は、要旨「香港住民には平和的な集会をする権利はもちろん保障されているが、公共の秩序と生活に大きな影響を与える行動に対しては、今後もしかるべき措置をとる」というものです。アムネスティは、このかんの香港警察の取った措置には不法なものもあると考えています。そして、今後不法な措置をとることがないよう求める、このアクションを継続します。


「真の普通選挙」を求める香港市民
香港政府トップである行政長官は、これまでは業界団体代表などからなる選挙委員の投票で選ばれていましたが、2017年から住民一人一票の普通選挙によることになりました。しかし、立候補するには各界代表による「指名委員会」の過半数の支持がなければならず、しかも候補者は2~3人に限定するということになりました。これは事実上、民主派候補の排除を意味します。

8月31日に中国全国人民代表大会常務委員会がこのような方針を発表すると、香港市民の間で「これは真の普通選挙ではない」との声が広がりました。9月22日には多くの学生たちが「講義ボイコット」を開始し、26日からは多くの市民も加わり政府本庁舎前や繁華街での座り込みを始めて、上記方針の撤回などを求めています。


平和的に行動する市民を守らない警察
市民の座り込みは平和的に行われています。ゴミを収集し、道を掃除し、食料や水を分け合い、迷惑を謝罪する看板を掲げる公共心にあふれた彼ら/彼女らは、広く「最も礼儀正しい」抗議者たちと呼ばれるようになっています。

しかし警察は、9月26日から28日にかけて、トウガラシスプレー(催涙スプレー)や催涙ガスでこれに応じました。10月3、4日には、抗議行動に参加する市民がそれに反対する人びとから暴行を受ける事態が発生しました。しかし、たとえば女性の胸部や下腹部を無理やり触るといった行為にも、警察は対処しませんでした。

平和的な抗議活動は、表現や集会の自由の行使です。そのような行動に対する当局の不必要な実力行使は、許されません。また当局は、平和的な抗議行動の参加者を守る義務があります。


中国本土で香港の民主派の抗議を支持した26人が拘束
香港の民主派の抗議を支持している詩人やアーティストら少なくとも26人が北京で拘束されています。 うち、13人が、「口論と諍いを引き起こした罪」の容疑で起訴された模様で、有罪となれば最高懲役5年の刑を受ける可能性があります。

【最新のニュース】
2014.10.01 拘束した本土の香港抗議支持者を釈放せよ

【緊急行動(FAXやEmailで当局に要請するアクション)※英語の要請例文あり】
2014.10.10 香港の抗議を支援する活動家らを拘束

※アムネスティのホームページからアクションに参加してください。


【アクション】香港:平和的な抗議行動参加者を守れ! : アムネスティ日本
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/hongkong_201410.html



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