第四回 アジアの民主化を促進する東京集会 登壇者ならびに決議文

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2月21日、東京の日本青年館にて、第4回アジアの民主化を促進する東京集会が、参加者約100名にて開催されました。登壇者ならびに決議文は以下の通りです。後ほど、集会報告をこのホームページにて掲載します。


開会挨拶とウイグルの現状 イリハム・マハムテイ(アジア自由民主連帯協議会)

石平、柿沢みと議員メッセージ代読

第一部 基調講演 加瀬英明

第二部 アジア諸民族の訴え

北朝鮮(李春子 脱北者)
台湾 王明理(台湾独立建国聯盟)
中国 王戴(中国民主陣線)
チベット ロサン・イシ(在日チベット人コミュニテイ元代表)
バングラデシュ プロビール・ビカシュ・サーカー
ビルマ(ミャンマー)チョウチョウソー(ビルマ民主化ネットワーク)
南モンゴル オルホノド・ダイチン(南モンゴル民主運動基金)
南ベトナム アウン・ミン・ユン(ベトナム革新党)

総括と今後の展望 ペマ・ギャルポ(アジア自由民主連帯協議会会長)


第4回 アジアの民主化を促進する東京集会 決議文、会場にて採択

 私たちはここに、アジアに真の民主化と民族自決権を確立することをめざして、第4回アジアの民主化を促進する東京集会を開催した。

 昨年、台湾におけるひまわり革命、香港における民主化運動など、民主化を目指す大きなうねりがおこりつつある。

 一方、中国政府はウイグル、南モンゴル、チベットなどでの弾圧を一層強め、軍拡と覇権主義によりアジアの平和を脅かしているが、格差の拡大、環境汚染、バブル経済の崩壊など、その国内矛盾はいっそう高まっている。世界史の流れである独裁政権の民主化は、確実に中国においても、またほかのアジアの独裁政権においても実現するだろう。

 そして、今年は、第二次世界大戦終戦から70周年を迎える節目の年である。
この大戦が東南アジア諸国の、植民地からの独立をもたらしたことは大きな前進だったが、同時に、日本の敗戦が、中国、北朝鮮など各国で独裁体制の実現を招き、新たな植民地支配を生み出してしまったことも事実である。

 私たちはこの70周年の年に、アジアにおける植民地の完全な解放と、現存する独裁政権の民主化こそが、日本を含む、自由と民主主義、そして民族自決権の価値を尊重する全ての国際社会の使命であることを宣言し、その実現のために闘い続けることをここに誓う。

2015年2月21日
第4回アジアの民主化を促進する東京集会
参加者一同

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