ニュース:「中国 チベット語教育提唱者を起訴」

チベット語教育提唱者タシ・ワンチャクさんが、昨年3月に民族分離主義扇動罪の容疑で逮捕され、起訴された件についてのニュースです。
以下、http://www.amnesty.or.jp/get-involved/ua/ua/2016ua079.htmlより転載です。
リンク先には、具体的な支援・アクションの方法についても説明があります。


昨年1月27日から当局により拘束されていたタシ・ワンチャクさんは、翌々月に正式に民族分離主義扇動罪の容疑で逮捕された。半年後の9月まで家族と面会できず、警察の取り調べ期間中に2回弁護士と面会しただけだった。民族分離主義扇動罪の有罪判決を下されると、タシ・ワンチャクさんは15年の実刑となる恐れがある。

警察が検察に提出した調書によると、警察は、タシ・ワンチャクさんの取り調べで、ニューヨークタイムズが制作した短編ドキュメンタリー「あるチベット人の正義を求める旅」に重大な関心があるようだった。そのドクメンタリーは、タシ・ワンチャクさんが政府の政策に法的に対抗するも失敗する姿を描いていた。学校教育にチベット語がないのは問題だとして、地元当局を相手取った訴訟に協力してくれる弁護士を探すために、タシ・ワンチャクさんが北京に行くが、どの法律事務所も引き受けようとしなかった、というものだ。またタシ・ワンチャクさんが、国営放送局CCTVに学校教育の問題を番組で取り上げるよう要請したが、拒否されたことも取り上げていた。中国政府の国際的イメージや少数民族政策に対する信頼性を阻害して、故意に民族分離主義を扇動した根拠として、警察はこの映像が証拠品になるとみなした。

昨年12月に検察は、新たに捜査するために、異例ながら事案の差し戻しを裁判所に求め、1月上旬には、この事案を玉樹チベット族自治州中級人民裁判所に提出した。



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