勝負の年、政府はすべての拉致被害者を救出せよ!
北朝鮮が拉致を認めて10 年 金正日死亡の好機を活かせ!
平成24年4月28日(土)午後2時~5時 日比谷公会堂
北朝鮮が拉致を認めて今年で10年。しかし、「死亡」と通告された横田めぐみさんら8人の認定被害者については、偽の遺骨や偽の死亡診断書が出てきただけで、今どこで何をさせられているのかさえ分かっていません。また、曽我ミヨシさんなど政府認定の4人は「未入境」とされたままで、寺越事件や多数の特定失踪者は一切無視し、金正恩政権は、拉致問題は「もはや存在もせず、においもしない」と開き直っています。その結果多くの被害者と家族にとっては、再会はもちろん、ことばの一言も交わすことができない「生き地獄」が
今も続いています。
北朝鮮はこれまで、拉致を指令した金正日の責任を認めることができず、「死亡」と言い続けてきました。しかし、2011(平成23)年末、金正日が死亡。日本はこれを拉致被害者救出の好機にすべきです。
金正日死後の北朝鮮は、表面上の静けさとは裏腹に、従来にも増して不安定化しつつあるようです。今後、北朝鮮で混乱事態が発生し被害者の安全が脅かされる心配も出てきました。混乱事態に備えた救出作戦の準備も必要です。
救出のためには、金正恩政権が被害者全員を返すという決断をしなければ、政権の存亡に関わるような不利益に直面させるしかありません。日本独自で可能な、最大の追加制裁を発動すべきです。そして政府は、今年を勝負の年として、全勢力を挙げてすべての拉致被害者を救出すべきです。家族会・救う会は、拉致被害者救出運動に全力で取り組みます。皆様のご理解、ご支援を心よりお願いいたします。
すべての拉致被害者を救出するぞ!
国民大集会
とき:平成24年4月28日(土)午後2時から5時まで
開場:午後1時(先着順)
ところ:日比谷公会堂(100-0012千代田区日比谷公園1-3 03-3591-6388)
地下鉄霞が関駅B2・C4口、内幸町駅A7口、日比谷駅徒歩5分
訴え 挨拶:家族会・救う会役員・拉致議連役員・北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会、拉致問題地方議会全国協議会・政府関係者・各国拉致被害者家族代表等
参加費:無料(会場カンパ歓迎)
家族の訴え(平成24 年1 月26 日の東京連続集会から)
飯塚繁雄(田口八重子さん兄、家族会代表) こういう集会を何回続けたら終わるのかということをいつも考えます。色々動きがあったことはみなさん既にご承知と思います。昨年12月に金正日が死亡しました。我々は前からこういった機会を無にせず、むしろチャンスにして解決の方向を見出すことを望んでいました。政府に対しても、このことについて、
色々難しい面はありますが、解決に向けての機会にしてほしいとの申し入れをしています。
また先日、我々が望んでいた松原仁さんが拉致問題担当大臣になりました。こういう情報があったからこう動くということについては、政府の責任でやっていただくしかないわけで、素人があれこれ言うことはもはやいらないのではないかと信頼しています。
今年はまだ1月が始まったばかりですが、何か動きがあるだろうと感じています。何回も使った言葉ですが、本当に今年こそ解決しなければ、また相当長い間かかるとか、あるいは消えてしまうかもしれません。
増元照明(増元るみ子さん弟、家族会事務局長) 野田総理の所信表明演説の拉致問題に関するところは評価しています。これまでの心がないようなものとは違う感じを受けました。今年、松原大臣になりました。副大臣時代に「野田総理が拉致問題をどうやって解決するかの姿勢を見せるのは、まず追加制裁です」とおっしゃっていた方です。
私たちの家族の気持ちと、政府の関係機関の方々とは切迫感が乖離しています。私たちは、被害者が本当に危ない状況に陥っているという思いがあるのですが、政府の方々はそこまでの切迫感を持っていない。だから、金正日が死んでも、被害者の境遇は変わらないという考え方なのか、それとも被害者はすでにいないと考えているのかよく分かりませんが、日本人が拉致されて、そこに生存していると思ったら、何でもっと早く動かないのでしょう。まして金正日の死という北朝鮮では大きな変化の時なのになぜ動かないのでしょうか。早急に手を打つべきだと思います。
横田早紀江(横田めぐみさん母) 長い年月の戦いですが、ようやく向こうの国でちょっと大きな変化がありました。そのような中で、子どもたちがそこにいるのにどこにいるのか分からないという十余年を過ごしてきました。ありとあらゆることを救う会の助けを借りながら、また全国の皆様の力を借りながら政府に訴えて、色々な活動をさせていただきました。
一つひとつのことを振り返ると、本当によくここまでこれたなと感慨無量の思いがします。また今一番大事な時に来たなという感じです。一番恐ろしい人がいなくなったわけで、継いでいく人が、どのような思いで続けていくのか。「やはりこれではいけない。日本とも世界とも交渉していかなくてはならない」と思ってくれるまで私たちは制裁を続けて、
今日まできています。そしてこれからもそれを緩めることはできません。
私たちは一刻一刻考えます。子どもたちのことを思って、こんな寒いのにどうしているんだろうとか、考えることが毎日山のようにあります。なんとかしてここで、みんなでいい知恵と方策を考えていただいて、間違いのない方向で解決していただきたいと思います。
※野田首相に全面制裁の発動を求める、はがき・メールを!
〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 野田佳彦殿
首相官邸のホームページ=http://www.kantei.go.jp/の「ご意見募集」利用
主 催
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(代表 飯塚繁雄)
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(会長 西岡 力)
北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟(会長 平沼赳夫)
後 援(予定)
北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会(会長 石原慎太郎)
拉致問題地方議会全国協議会(会長 松田良昭)
事務局
救う会 〒112-0013東京都文京区音羽1-17-11-905
電話03-3946-5780 FAX03-3946-5784 担当=平田隆太郎
info@sukuukai.jp http://www.sukuukai.jp(署名用紙・ちらしのダウンロード可)
募金先
郵便振替口座00100-4-14701「救う会」/ゆうちょ銀行 店名019 当座 0014701
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会 事務局長 平田 隆太郎(ヒラタ リユウタロウ)
すべての拉致被害者を救出するぞ! 国民大集会 : 北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
http://www.sukuukai.jp/