中国当局、昨年10月以来600万人の中国人移民をウイグルに定住化 : 世界ウイグル会議

RFA 2012.07.12 | 翻訳・掲載:2012.07.24

中国当局は、中国本土各地からウイグルに流れて来ている中国人移民らの利益を保証するために、中国人移民らのウイグルでの定住化を急ピッチで進めており、一年未満の短期間で「流動人口」の身分でウイグルに滞在していた600万人の中国人移民に「定住人口」の身分を与えた。中国の法律新聞が報じた。

中国の法律新聞の報道によると、政府は、ウイグルに滞在している流動人口に付与している臨時滞在許可証明書を定住許可証明書へ切り替える業務を昨年10月に本格的に開始していた。この報道では、政府が「新疆に来たら貴方は新疆人です」とのスローガンの基で定住化業務を推し進め、外部から来てウイグル各地で臨時滞在中の600万人の定住化を実現させたと絶賛している。

評論家たちは、短期間でこれだけ大量の中国人移民をウイグルに定住化させたことについて、移民政策を過激化させる一方で様々なことを口実にウイグルの若者らを中国本土へ追放・強制連行している現実が、中国政府のウイグル人に対する民族浄化政策を証明していると指摘している。

http://www.rfa.org/uyghur/xewerler/qisqa_xewerler/uyghurgha-kochmen-07122012170659.html


中国当局、昨年10月以来600万人の中国人移民をウイグルに定住化 : 世界ウイグル会議
http://www.uyghurcongress.org/jp/?p=4655

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