今年7月9日、入管難民法が改正され、外国人登録証が「在留カード」制度へと変わり、正規の滞在資格を持つ外国人は日本人と同じく住民登録がされるようになりました。
一方、難民申請者や仮放免者を含む正規の在留資格を持たない者には「在留カード」は発行されず、公的身分証を失います。これにより医療や教育を含めた最低限の行政サービスさえ受けられなくなる恐れがあります。施行開始から2ヶ月が過ぎ、実際の現場ではどのような運用が行われ、どんな問題が起きているか取り上げたいと思います。
会員・非会員どなたでもご参加いただけます。
どうぞお誘い合わせの上、ぜひご参加ください。
■ 日時: 2012年9月22 日(土)18:00~20:40(開場17:45)
■ 場所: 池袋・生活産業プラザ(ECOとしま) 8階 多目的ホール
各線池袋駅 東口下車 徒歩7分
地図: http://www.city.toshima.lg.jp/shisetsu/shisetsu_community/005133.html
■ 資料代: 500円(非会員)、200円(会員)
■ 事前申込: 不要(先着順 70名)
■ 主催: ビルマ市民フォーラム
■ プログラム:
18:00~19:50 講演「在留 カードの運用と問題点」 旗手 明氏
19:50~20:00 休憩
20:00~20:10 解説 渡邉彰悟(事務局長、弁護士)
20:10~20:40 質疑応答
*なお、講演には随時ビルマ語の通訳が入ります。
■講演者:旗手 明氏
(社)自由人権協会・外国人の権利小委員会
労働分野を専門領域としながら、外国人労働者問題をはじめ外国人の医療・国保・研修生問題などに取り組み、最近は出入国管理や在留管理の課題を中心としている。共著として「日本の民族差別」(明石書店)、「外国人包囲網」(現代人文社)、「外国人研修生 時給300円の労働者1,2」(明石書店)、「外国人・民族的マイノリティ人権白書2010」(明石書店)ほか多数。最新の論文に、「インパクション」186号~「改定入管法は何をもたらすか」がある。
第69回PFB例会「在留カードの運用と問題点」 : ビルマ市民フォーラム
http://pfb-japan.org/?p=1032