今回のアクションについて
2009年以降、チベット人がチベットの絶望的な状況により自らに火を放ち現在までに85人(11月27日時点)、今年だけで72人( 11月27日時点)、10月の7日間で7人、11月1日の一日だけで5人の焼身抗議が発生しました。
このことはチベット内のチベット人の現在の状況の重大さを示し、なおかつ相次ぐ焼身抗議に伴って強化された中国からの弾圧によって、チベットは今、ますます危機的状況に陥っています。
このチベット人による焼身抗議が続いていることから、チベット中央政権は、12月10日の世界人権デーを世界的団結の日(Global SolidarityDay)とすることとし世界中のチベット人と支援者に対し、世界人権デー(12/10)に一緒に行動を起こし、世界中の関連機関へキャンペーンを行ってもらいたいというチベット中央政権 政治最高指導者ロプサン•センゲ氏からの要請(下記)が11月15日に発表されました。
これを受け、在日チベット人コミュニティーでは支援団体、個人支援者の皆様と共に3つのアクションを開催します
今チベットで起こっていることをより多くの日本の人々に知っていただくために、皆さんのご参加をお待ちしております。ご支援、ご協力のほどよろしくお願い致します。
*チベットのために世界的に団結する日 (call for Global Solidarity Day )
元の英語版はこちら
Action1 世界人権デーデモ ~焼身抗議相次ぐチベットの現状を訴える~ 12月8日(土)
Action2 チベット亡命政権作成DVD上映会とトーク 12月8日(土)
Action3 国連大学前 世界人権デー 祈りの集い 12月10日(月)
『チベット中央政権 政治最高指導者ロプサン•センゲ氏からの要請文』
世界的団結の日(call Global SolidarityDay)
2012年11月15日
現在までに72人(訳注:日本語訳を付けた11月27日時点では85人)のチベット人による焼身抗議(self-immolation)が続いていることを受けて、チベット中央政府は、12月10日の世界人権デー(Human Rights Day)を世界的団結の日(Global SolidarityDay)とすることといたします。今年だけで59人(訳注: 11月27日では72人)、10月の7日間で7人、11月の1日で5人の焼身抗議が発生しました。このことはチベット内のチベット人の現在の状況の重大さを示しています。ロウソクやランプを灯し、数分の黙祷を行い、チベットのために亡くなったすべての人々に対して祈り、ビジル(夜の祈り)や集会を各地で計画してください。民主主義的な選挙によって選ばれたチベット人のリーダーであり、チベットのダライ・ラマ法王猊下の政治的な後継者である、摂政(チベット政治最高指導者)ロプサン・センゲ博士は次のように述べました。「極端な行動を取るべきではないとの繰り返しの呼びかけにもかかわらず、焼身抗議がチベット内で続いています。そのため、私は国際社会や政府に対し、『ダライ・ラマ法王猊下のチベットへの帰還とチベット人の自由』というチベット内のチベット人達の普遍的な希望に答えることによって、正義を支持するように求めます。」
国連人権高等弁務官ナビ・ピレー氏による力強く前例のない声明や、アメリカ合衆国駐中国大使ゲーリー・ロック氏によるチベット訪問は、チベット内の状況が悲惨であり直ちに取り組むべき状態であることを示しています。我々は、新しく任命された中国のリーダーたちに対し、国連や国際機関がチベットを公式に訪問するなどの未解決
の12の要求を受け入れ、協力するように要請します。中国政府は、非難に訴えるのではなく、国連機関による勧告を実行すべきです。
チベット人組織、チベット支援団体、仏教団体、世界の友人たちすべてに対し、できるだけ多くの人権団体と連携し、世界的団結の日(Global Solidarity Day)を計画し参加することを求めます。また、チベットで進行中の悲劇についての認識を促すために、報道機関に代表団を派遣することを求めます。できるだけ多くの国会議員、議会議員、政府当局者に接触することも同じく重要です。
12月5日、焼身抗議についての10分間のビデオが発表されます。全てのチベット人とその友人たちは、選挙で選ばれた政府代表者や、政府当局者、報道、様々なソーシャルネットワークに対し、ビデオを共有するように求めます。全てのチベット人とその友人たちに対し、本日からソーシャルネットワークサイト上にwww.tibet.netを提示し、日々の更新やチベット支援の最善の方法にアクセスするように求めます。
主催:在日チベット人コミュニティー(TCJ)(http://www.tibetancommunity.jp/)
協力:Students for a Free Tibet Japan(http://www.sftjapan.org)
Action1 世界人権デーデモ ~焼身抗議相次ぐチベットの現状を訴える~
日時 : 12月8日(土曜日)
場所 : 宮下公園(東京都渋谷区神宮前6-20-10)
集合と集会開始 : 12:30
デモ開始 : 14:00
解散 : 15:00頃 神宮通公園(渋谷区神宮前6-22-8)
コース : 宮下公園~神宮前六丁目左~東電電力館前右~渋谷消防署左~渋谷区役所前左~勤労福祉会館前~神南一丁目右~渋谷駅前左~宮益坂下左~(明治通り)~神宮通公園内
*お願い
[参加時の服装について]
喪章(黒い布)をご用意していますので任意で腕に巻いてください。
服装は常識の範囲内でお願いします。主催者が不適切と判断する場合は参加をお断りします。
[撮影等について]
報道取材や個人用途で撮影されることがありますので、必要な方は帽子・サングラス・マスクなどをご準備ください。
撮影された映像、写真を使われる際は、チベット支援の方針に反せず、良識のある使い方をされますようお願いします。
個人用途以外で撮影を希望されるかたは、事前撮影許可が必要ですので主催者にご連絡ください。
当日のお手伝いが可能な方は主催者にご連絡下さい。
デモ終了後は到着地の公園にて流れ解散となります。集会等は行いませんので、速やかな解散にご協力ください。
同日18時からのチベット亡命政権DVD上映会へのご参加もお待ちしています
Action2 チベット亡命政権作成DVD上映会とトーク
日時 : 12月8日(土曜日) 18:00~20:00
場所 : 東京ウィメンズプラザ(東京都渋谷区神宮前5-53-67) 視聴覚室BC
(地下鉄銀座線、半蔵門線、千代田線の表参道駅下車、B2出口を出て そのまま真っ直ぐ歩き、右側のオーパルビルと国連大学の間の道を入り、右のビル。)
内容:
1: 『炎の理由(わけ)ー何故チベット人は、自らに火を放つのかー』
〈THE BURNING QUESTION ~WHY ARE THE TIBETANS TURNING TO SELF IMMOLATION? 〉(亡命政権作成 30分)
2: 亡命政権12月5日発表10分版DVD (予定)
その他にチベットの現状と今後についてのトークを行う予定です。
Action3 国連大学前 世界人権デー 祈りの集い
日時 : 12月10日(月曜日) 18:00から黙祷&祈り(1時間ほどを予定しています)
場所 : 国連大学(東京都渋谷区神宮前5−53−70)前 スペース
(地下鉄銀座線、半蔵門線、千代田線の表参道駅下車、B2出口を出て そのまま真っ直ぐ
6分右手ビル)
*お持ちの方はTCJの法要でいつも唱えるお経をお持ち下さい。
世界一斉グローバルアクション!for TIBET(12/8,10)のお知らせ : 在日チベット人コミュニティー
http://www.tibetancommunity.jp/?p=492