無実の住民を強制ホームレスに追い込む令状が国家機密? : 世界ウイグル会議

RFA 2013.09.26(一部抜粋)| 翻訳・掲載:2013.10.04

RFAでは先日、息子が警察隊によって強制失踪させられたヘラジ氏一家が当局によって強制ホームレス生活を強いられている現実を報道していた。その時の電話取材では、彼らに家を貸し出すことを禁止する旨の秘密令状のコピーをRFAに送信してもらう約束をしていた。しかし、一日二日経っても約束通りに送信されて来なかったため、RFAの記者が再度ヘラジ氏一家に電話取材を行った。

今回電話取材に応じたヘラジ夫婦の話しによると、RFAの先日の電話取材の翌日に、常に電話を盗聴していた警察当局がやって来て、問題の秘密令状が国家機密であり、それをRFAに送信したら一家全員を投獄すると脅迫し、秘密令状のコピーを無理やり奪って行ったと言う。

ヘラジ夫婦の話しによると、今回やって来た警察隊の隊長が、『ウルムチ市公安当局が、問題の秘密令状が国家機密であり、それを当局に引き渡さずRFAに送信するようであれば一家全員を投獄するよう我々に命じた』と語り、上の命令に従って行動しているだけの自分たちの振る舞いに理解を求めたと言う。

http://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/ghayib-uyghur-09262013164556.html


無実の住民を強制ホームレスに追い込む令状が国家機密? : 世界ウイグル会議
http://www.uyghurcongress.org/jp/?p=6572

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