日本で暮らすビルマ難民家族が、今年、24年ぶりに母国ビルマに一時帰国しました。
今年に入り、この家族以外にも何名かのビルマ難民が「帰国」または「一時帰国」を果たしています。
彼らが、なぜ今、「(一時)帰国」を決断したのか?
どのように帰国が実現できたのか?
20年ぶりに見た祖国ビルマは?
お話を伺いたいと思います。
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一方で、帰国を希望しながらも、叶わぬ人もいます。
1988年の大規模民主化運動、そして、その後の軍事政権からの弾圧を逃れ、日本にはおよそ3000人(推計)を越えるビルマ難民とその家族が暮らしております。
その多くが、ビルマの「民主化」が進む中、今後の日本での在留資格や、帰国後の生活や子供の教育に不安を感じています。
そして、以下のような問題に帰国を阻まれ、帰国できずにいるビルマ人もいます。
・偽造旅券で入国したから、パスポートがない
・パスポート発給の申請に行ったら、在日ビルマ大使館に多額の税金を請求された
・日本で生まれた子供たちは無国籍状態にある
実際に今年ビルマに一時帰国した方と、帰国を希望するが未だできないビルマ難民の方にお話を伺い、帰国に関する現状と諸問題について、皆さまと一緒に考えていきたいと思います。
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◇日時: 2013年10月19日(土) 18:00~20:45 (開場17:45)
◇場所: 池袋・生活産業プラザ(ECOとしま) 8階 多目的ホール
各線池袋駅 東口下車 徒歩7分
地図: http://www.city.toshima.lg.jp/shisetsu/shisetsu_community/005133.html
◇主催: ビルマ市民フォーラム http://pfb-japan.org/
◇資料代: 200円(PFB会員)、500円(非会員)
◇事前申込: 不要
◆プログラム:
18:00~19:20 (通訳込)
講演 「20年ぶりの祖国──在日ビルマ人の里帰り報告」
講演者:今年、一時帰国した在日ビルマ難民(2名)
19:20~20:00 (通訳込)
講演 「在日ビルマ人の帰国問題と今後について」
講演者:帰国を希望する在日ビルマ難民(1名)
20:00~20:10 (通訳込)
報告 「最近の難民申請数と認定数について」
報告者:渡邉彰悟(事務局長、弁護士)
20:10~20:45 (通訳込)
質疑応答・意見交換
◇解説・通訳:田辺寿夫[U Shwe Ba] (運営委員、ジャーナリスト)
第71回例会「20年ぶりの祖国──在日ビルマ人の里帰り報告」 : ビルマ市民フォーラム
http://pfb-japan.org/?p=1231