この10月、 天安門で車両が突入した事件を、 中国政府はウイグル人テロ組織によるものと充分な証拠もなく断定、 ウイグル人をはじめとする各民族への弾圧を強化する模様です。
そして南モンゴル (内モンゴル自治区) も、 かって60年代に大虐殺が行われ、 しかも漢族の大量移住によって完全に侵略された悲劇の歴史をたどりました。
今回はモンゴルにおける虐殺の歴史を原資料に基づき客観的に提示した楊海英先生をお招きし、 中国現代史がいかに民族虐殺が行われてきたか、 そして民族問題解決のためには何をなすべきかを考える講演会を開催します。
楊海英(ようかいえい) 先生 プロフィール
1964 年、内モンゴル自治区オルドス生まれ。北京第二外国語学院大学日本語学科卒業。1989 年来日。国立民族博物館・総合研究大学
院大学博士課程修了。博士( 文学)。現在静岡大学教授。主な著作に「モンゴル草原の文人たち』(平凡社、2005年)、『モンゴルとイスラーム的中国ー民族形成をたどる歴史人類学紀行』(風響社、2007年)、そして『墓標なき草原ー内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』(上下、岩波書店、2009 年) で14 回司馬遼太郎賞を受賞。また、中国のモンゴル人ジェノサイドに関連する資料集を編纂中。
講演日時: 平成25年12月1日(日曜日)
14時開場、14時半開会(14 : 30~17 : 00)
参加費: 1000円・学生(留学生) 無料
講演場所:TKP東京駅前会議室
東京都中央区日本橋3-5-13 三義ビル2F / 東京八重洲口徒歩5分
主催: 南モンゴル文化促進会 http://smcpajp.org
協賛団体: アジア自由民主連帯協議会 http://freeasia2011.org
※お問い合わせ Email : tulga2006@hotmail.com TEL : 090-6237-2104
チラシPDFファイル(2MB)
https://freeasia2011.org/20131201/20131201_mongol.pdf
楊海英先生講演会のお知らせ「中国の民族問題 ―モンゴルとウイグルから考える」 : モンゴル自由連盟党
http://lupm.org/japanese2/?p=337