中国・昆明の襲撃事件、政府は冷静な対応を=世界ウイグル会議議長 : ロイター

[北京 4日 ロイター] -亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル議長は、中国雲南省の昆明駅で刃物を持った集団が通行人らを無差別に襲撃した事件に関し、中国政府にウイグル族を悪者にしないよう冷静な対応を求めた。

中国当局が、先週末に起きたこの事件が新疆ウイグル自治区の過激派によるものと断定したことを受けた。

カーディル議長は、新疆ウイグル自治区をめぐる緊張を緩和するには、中国当局が少数民族ウイグル族の人権問題を認識する必要があるとした。

議長は英語の声明で「中国がこの事件に理性的に対処し、ウイグル人を敵のように扱わないことが大事だ」とした。


中国・昆明の襲撃事件、政府は冷静な対応を=世界ウイグル会議議長 : ロイター
http://jp.reuters.com/article/jpchina/idJPTYEA2306C20140304

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