http://www.globalnewsasia.com/article.php?id=248&&country=2&&p=2
2014年3月14日、タイ南部ソンクラー県でタイ警察によって発見されたトルコ人と称する子供を含む200人は、中国北西部ウイグル自治区からの亡命者とわかった。アメリカ政府は、亡命の国際ルールにしたがって、グループを適切に保護するようにタイ政府へ要請した。
当初、トルコ人と自称していたグループは、中国政府からの圧力を恐れて、偽りの申告をしたことを認め、ウイグル自治区から政治亡命を求めることを表明した。これを受けて、ヒューマンライツ・ウォッチなどの人権保護を訴えるNGOは、かつてマレーシアやカンボジアなどが、同じようなグループを中国政府からの要請にしたがって、亡命希望者を強制送還したことをあげて、帰国後にどのような弾圧にあうかわからないとして、グループを帰国させないよう、かつ子供の健康への留意などを求めている。
彼らがどのような経路をたどってタイ南部にたどり着いたのかは、まだ調査中だが、近年ではミャンマー沿岸に住む海洋民族ロヒンギャ族がタイに多く逃れてきており、また彼らが人身売買などの犯罪組織に利用されていることなどから、インド洋沿岸から渡ってきたと見られている。
アメリカ政府、中国からのウイグル人亡命者を保護するようにタイ政府へ要請 : 世界ウイグル会議
http://www.uyghurcongress.org/jp/?p=6895