ウイグルの荒ぶる魂―闘う詩人アブドゥハリク・ウイグルの生涯―
萩田 麗子
http://www.amazon.co.jp/dp/4884714431
ウイグルの詩人、アブウドゥハリク・ウイグル(1901~1933)は、ウイグル近代詩の幕開けというべき美しい詩を残し、若くしてトルファンの民衆蜂起を指導、捕らえられて処刑された。彼の激烈な生涯と全詩集を翻訳した本邦初の評伝。
アブドゥハリク・ウイグルはウイグルの伝統詩を引き継ぎつつ、その中に近代的な個人の内面を描き出した。そして社会活動家としても活躍。社会の近代化を拒み、ウイグル人を抑圧する漢民族支配に抵抗し、ついに処刑されるが、その詩と生涯は今もウイグル民族の心に生き続けている。現在のウイグル問題の原点を知るためにも、また漢族とは全く異なる中央アジアの文学を知る上でも必読の一冊。
8月31日 全国書店発売
10月2日 出版記念講演会
「ウイグルの荒ぶる魂―闘う詩人アブドゥハリク・ウイグルの生涯―」
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