アジア自由民主連帯協議会、韓国にてアジアの人権問題を訴える

11月7，8、９日、韓国のソウルにて、人権活動家の度ヒュン氏、盧泰愚政権時の国務総理だった盧在鳳氏らが主催する、アジア太平洋自由会議国際セミナーが開催されました。アジアを全体主義から守り、自由民主主義を確立するためのこの大会に、香港、台湾からの参加者と共に、アジア自由民主連帯協議会からも、イリハム・マハムティ副会長、三浦小太郎事務局長が参加しそれぞれ発言を行いました。

このセミナー様に三浦が提出し、当日配布された文章（英文並びに日本語）を資料として掲載します。

セミナーについては取り急ぎ下記ホームページを参照ください。
https://www.calap.org/
　

三浦小太郎（アジア自由民主連帯協議会事務局長）

現在、中国国内における、ウイグル、チベット、モンゴル各民族は、事実上、中国共産党政府にとっての「国内植民地」の状態に置かれている。各民族の「自治区」と呼ばれている地域で行われているのは、単なる人権弾圧の域を越え、各民族の自決権が完全に否定され、ナチス同様の民族絶滅政策、そしてスターリン同様の収容所国家が築かれている。

（1）チベット
　
　チベットは1949年の中華人民共和国建国以来、中国政府の圧力に苦しみ、５９年に中国人民解放軍に全土を制圧された。1949年から79年にかけてのチベットにおける犠牲者はチベット亡命政府の120万人に上る（拷問による死；約17万人、処刑：約16万人、中国軍との戦闘による死：43万人、餓死：34万人、自殺；約9千人、傷害致死：9万2千人）。
1980年代以後、鄧小平・胡耀邦の改革の一時期においては、チベットにおいても多少はチベット語教育や宗教活動の自由が認められた時期もあった。しかし、今年2019年7月、チベットに一時帰国した在日チベット人の証言によれば、現在、チベットは、1960年代の文化大革命時代と同様の弾圧下に置かれている。
現在、中国政府は、チベットの各寺院に対し、中国公安が監視を強め、若い18歳以下のチベット人が寺院に入ることを禁じている。さらに、チベットの各家ごとに番号を付け、住民の身分証明書をつくると共に、個々人の細かい個人情報のすべてを記録・管理しようとしている。チベット自治区内の移動や旅行、また病院での治療のため離れた県に行く場合も、すべて中国政府の許可を取らなければならない。
そして、文化大革命時代に行われていた、住民強制参加の「人民集会」が定期的に復活し、集められた住民は朝から夜まで共産党を讃美する話を聞かされ、逆らったり去る素振りをすれば銃剣で脅される。また、大きな寺院からは僧侶が追放され、その後は観光施設としての寺院が形式的に残されるだけで、事実上仏教の学習や修行は禁じられる。今寺院で行われているものは、観光客にみせるための形だけの儀式に過ぎない。寺院の中には、共産党の赤旗を掲げさせられたり、毛沢東や習近平の肖像画を掲げさせられている所もある。そしてチベットでは今や、文化大革命時代が再来しつつあるのだ。

（2）モンゴル（内モンゴル自治区）

文化大革命の時代、内モンゴル自治区には約150万人弱のモンゴル人が住んでいた。しかし、あとから殖民してきた中国人すなわち漢族はその9倍にも達した。モンゴル人たちは自らの故郷において絶対的な少数派の地位に落ちていたのである。やがて中国政府と中国人(漢族)たちはモンゴル人全員を粛清の対象とし、少なくとも346,000人が逮捕され、27,900人が殺害され、独自に調査したアメリカとイギリスの研究者たちはおよそ500,000人のモンゴル人が逮捕され、殺害されたモンゴル人の数は100,000人に達すると述べており、また、直接殺害された者と自宅に戻ってから亡くなった者、いわゆる「遅れた死」を含めて、モンゴル人犠牲者の数は300,000人に達するという説もある。
この時期、特に女性に対しひどい虐待が行われている。次のような証言が残されている。
「中国共産党幹部たちは通訳の人を通して、私（モンゴル人女性）に『あんたたちモンゴル人の性生活は家畜のように乱れているだろう』とののしり、中国人の幹部たちは片手に毛澤東語録を持ち、もう片手で鞭を持って私たち9人の女性を叩いた。妊婦だろうと、年寄りだろうと、一切かまわずにやられた。親戚のNという20代の女性は殴られて流産したら、中国人たちは大声で笑い、喜んでいた。隣の集落から連れてこられたJという女性も性的な暴虐が原因で流産してしまった。」
「ある日、中国人たちは私にMという年配の女性を殴れ、と命令してきた。私が断ると、逆に叩かれた。Mは「彼らの命令にしたがって私を殴ってください。あなたはまだ若いし、子どもたちもいるから、生きなければならない」、と私を励ましてくれた。一週間後、Mは自殺した。私も絶望していたが、子どもたちのことを考えて耐えるしかなかった。結局、私たちの集落の女性たちはみんな身体に重度の障害が残った。」
　このような犯罪は現在まで罰せられることもない。性的な犯罪をうけたモンゴル人女性は沈黙を強いられたまま本日に至る。女性たちが自らの被害について語れれない中国社会は、二次的な加害行為がまだ続いていることを意味する。
　現在においても、内モンゴル自治区は事実上中国人共産党による支配下にあり、資源の乱獲、公害企業の無原則な誘致による環境破壊と草原の砂漠化が進み、モンゴル人の伝統的な遊牧生活は不可能な状態にある。モンゴル人の正当な自治権や民族のアイデンティティを護ろうとする運動家は厳しい弾圧にさらされている。

（３）ウィグル（東トルキスタン）

　現在の新疆ウイグル自治区（東トルキスタン)において、中国政府は、大勢の著名な文化人を含むウイグル人を、法的根拠もなく無差別に強制収容している。その実数はわからないが、2018年には国際的な人権団体、ヒューマン・ライツ・ウオッチが、ウイグル人が法的手続きなしに拘禁され、政治的な洗脳を強制され虐待されているとして 「文化大革命以降、最悪の人権侵害」と指摘している。また、2019年7月18日には、ボンペオ米国務長官がウイグル人の百万人以上が強制収容されており「現代における最悪の人権危機で、まさに今世紀の汚点だ」と非難した、欧州議会は、2018年10月と2019年4月に、ウイグル人等を対象とした大規模な強制収容を非難する決議案を採択し、強制収容所の閉鎖と収容者の釈放を要求している。
強制収容所では、悪しき環境や拷問、虐待などにより死者が続出されているともされるが、遺体すら家族に返されることなく秘密裏に処分されるケースがほとんどである。（強制収容所近くに多くの大規模火葬場が建設されている）遺体が家族に返されないことの背景には、拷問による傷害致死を避けるため、また、臓器売買に使われている可能性も否定できない。これは現代におけるアウシュヴィッツというべき犯罪行為である。
　カザフスタン国籍のため、収容所をかろうじて釈放された、オムル・ベカリ氏の証言による、収容所の日課を紹介する。
4時：起床。1時間ほど布団をきっちり四角に畳む練習。
5時：共産党や国家をたたえる歌を歌う。
6時：全員が壁に向かい一列に並び、スピーカーから流れる国歌を一緒に歌う。
7時：朝食（饅頭1つとお粥か野菜スープ）
8時：共産党を称える歌を繰り返し歌う。中国のウイグル政策の素晴らしさ、分離独立主義者や過激主義者の定義など、プロパガンダ政策を繰り返し勉強させられる。
12時：昼食（朝食と同じ）。食事前に「共産党がなければ新しい中国は無い。社会主義は素晴らしい」などの歌を繰り返す。食事が来ると全員で「党に感謝、国家に感謝、習近平に感謝、習近平の健康を祈る、国家の繁栄を祈る」など、大声で3回繰り返してから食事。午後も、プロパガンダ学習を繰り返す。トイレには、決められた時間にしか行けず、2～3時間待つこともあった。
学習と会話は全て中国語。オムルさんは中国語を拒否して拷問を受けた。豚肉を食べることを拒否しても同様だった。拷問は、警官が持つ棒で20回ほど背中を殴られ、壁に向かって24時間まっすぐ立たされる。固定された鉄製の椅子に座り、手足を椅子に鎖で縛った状態で24時間。2日も3日も、反省の態度を示すまで縛られ、食事も水分も与えられない。5㎡ぐらいの真っ暗な部屋に24時間閉じ込められたり、真夏に暑い場所にパンツ1枚で立たされたり、冬に氷の上に裸足で立たされ水をかけられることもあった。天井から両手を吊るされ、汚水の池に首まで浸からされた人も見たという。
頻繁に人が入れ替わったが、連れていかれた人がどうなったか、一切分からない。病気で亡くなる人もしょっちゅういた。同じ部屋の2人が目の前で死ぬのを見たという。
中国政府は収容所の存在を認めなかったが、証言や告発が行われて後は「再教育センター」「職業訓練センター」と名付け、過激なイスラム教徒を再教育するための施設だと強弁するようになった。

（４）自由民主主義の連帯で全体主義体制の打倒を

　中国政府はこれらの行為を、しばしば「テロ防止」「過激派の取り締まり」「再教育」と自己弁護する。しかし、これはジョージ・オーウエルが「1984」で描いた世界の再現である。最悪のテロ組織であり、自分たちの価値観以外の存在を収容・虐殺する過激派であり、教育ではなく暴力しか信じない中国政府が、「反テロ」「反過激派」「教育・矯正」を主張すること、これは言葉を収奪し恣意的に操る全体主義政権の行為に他ならない。
　同時に、この中国政府の犯罪行為は、一帯一路という、経済政策に名を借りた全世界の覇権国家を目指す侵略主義の反面でもある。ウイグル、チベット、モンゴルへの弾圧は、同地の民族を絶滅させることで、各地域を大陸侵略の基地にすることを目指しているのだ。
　これらの地域は、本来、各民族の自決権が認められるべき地域である。その地を植民地支配している中国政府は、現在、香港、台湾と共に、この大韓民国、そしてわが国日本をも射程に収めようとしている。それに反撃するためには、これら弾圧下にある各民族の抵抗運動、また中国民主運動、そして香港の不屈の闘いを支援するとともに、大韓民国、台湾、日本など東アジアの自由民主主義国家が連帯することが必要なのだ。自由民主主義が勝利するか、全体主義が勝利するか、歴史はこのいずれかの未来しかありえない。自由民主主義陣営の連帯が成立すれば、かって悪の帝国ソ連を解体したのと同じ勝利がこの東アジアでも実現するはずである。
　

Kotaro Miura (Secretary-General of Asian Solidarity Council for Freedom and Democracy) Comment by kazu mitoro: https://freeasia2011.org/english/を参考にしました。

Currently, respective ethnic groups in China such as Uighurs, Tibetans and Mongolians are virtually in the state of “Domestic Colony” for China’s Community Party (CCP) government. What are being done in the regions called as “Autonomous Region” for the respective ethnic groups are beyond the boundary of the simple suppression of human rights. Specifically, in such regions, their respective rights of self-determination are completely negated; the same policy to eradicate an ethnic group as employed by Nazi is being taken; and the same camp country as built by Stalin is being established.

Tibet

Tibetan had been suffering from the pressure of Chinese government since the establishment of People’s Republic of China (PRC) in 1949 and its entire land was repressed by People’s Liberation Army (PLA) in 1959. The number of Tibetan fatal victims from 1949 to 1979 in The Tibetan Government in Exile amounted to as many as 1.20 million (Death through Torture: about 170,000; Execution: about 160,000 million; Death through Battle with PLA: 430,000; Death from Hunger: 340,000; Suicide: 9,000; and Injury Resulting in Death: 92,000).
After 1980’s, during the term of the reformation by Deng Xiaoping and Hu Yaobang, the freedom of Tibetan language education and religious activities were granted to some extent even in Tibet. However, according to the testimony by a Tibetan residing in Japan who temporarily returned to Tibet in this July, Tibet is still under suppression in the same way as during the time of The Cultural Revolution in 1960’s.
Presently, China’s public security police has increased its surveillance on respective Tibetan temples, prohibiting young Tibetans aged 18 or under from entering them. In addition, Chinese government is trying to record and control any and all detailed personal information of Tibetan individuals by numbering their respective households and by making the identification cards of their residents.
Tibetans are required to obtain a permit from Chinese government every time when they move or make a trip within Tibet Autonomous Region and when they go to a distant province for being medically treated at a hospital. Further, “People’s Meeting” requiring the residents’ mandatory attendance, which used to be held during the time of The Cultural Revolution, has been restored periodically where they are forced to hear all day the stories worshiping CCP and are threatened with a bayonet if they give the indication of defiance or runaway. Moreover, monks have been expelled from temples which now superficially remain only as sightseeing facilities. Accordingly, Buddhist lessons and trainings are prohibited as a matter of practice. What are now being practiced in temples are only unsubstantial ceremonies for tourists to enjoy. Some temples are forced to put out the flag of CCP as well as the painted portraits of Mao Tse-tung and Xi Jinping. In fact, The Cultural Revolution is coming back to Tibet.

Mongol (The Inner Mongolia Autonomous Region)

During the period of The Cultural Revolution, less than 1.50 million Mongolians or so lived in The Inner Mongolia Autonomous Region. However, the number of Han Chinese settling in there later reached as nine times as many as that of Mongolians. In other words, Mongolians then fell into the status of an absolutely minority group on their own home land. Before long, Chinese government and Chinese people (Han Chinese) started purging all Mongolians, at least arresting 346,000 Mongolians and killed 27,900 Mongolians. An original research conducted by American and British researchers says that about 500,000 Mongolians were arrested and as many as 100,000 Mongolians were killed. Also, there is a view that the total number of Mongolian victims has reached to 300,000, including those experiencing so-called “Late Death” such as being dead after returning their home in addition to those killed instantly.
In this period, women were particularly subject to serious abuses, which statement is substantiated by the following testimonies:
“The top officials of CCP abusively shouted at me (a Mongolian woman) via an interpreter, ‘The sex life of you all, Mongolians, is so wild as farm animals.’ Chinese senior officials slapped 9 women including me with a whip held in their one hand while holding Quotations from Chairman Mao Tse-tung in their other hand. They abused every woman regardless of whether she was pregnant or old. One of my relatives named N in her 20’s was beaten up and suffered a miscarriage, which Chinese people laughed at loudly and enjoyed. A woman named J who had been kidnapped from the neighboring village also had a miscarriage due to sexual assaults.”
“One day, Chinese people ordered me to hit an old woman named M. They hit me when I refused the order. M encouraged me by saying, ‘Please hit me following their order. You should live through because you are still young and have children.’ One week later, M killed herself. I felt hopeless too, but I had to endure that hardship with thinking about my children. After all, all the women in our village remained bodily disabled seriously.”
Such crimes have not yet been punished to date. Those Mongolian women who were subject to sexual crimes have been forced to remain silent up until today. The Chinese society in which such women are not allowed to talk about their damages means that the secondary act of misconduct is still continuing there.
The Inner Mongolia Autonomous Region is actually under the control of CCP even now and the destruction of environments and the desertification of grasslands there are advancing due to the overexploitation of resources and the arbitrary attractions of polluting companies, making Mongolians’ traditional nomadic lifestyle impossible. Those activists trying to protect Mongolians’ legitimate right to self-government and their identity as an ethnic group are currently under serious suppression.

Uighur (East Turkestan)

In the present Xinjiang Uighur Autonomous Region (East Turkestan), Chinese government has been indiscriminately detaining Uighurs including many famous cultural figures without any legal basis. While the number of those actual detained is unknown, Human Rights Watch, an international human-rights group, claimed in 2018 that Uighurs had been locked up without any legal procedure, forcibly brainwashed politically and abused, pointing out that such actions by Chinese government were “the worst human-rights infringements since The Cultural Revolution”. Also, on July 18, 2019, U.S. Secretary of State Pompeo said that more than a million Uighurs had been detained by Chinese government and Pompeo also blamed its actions as “one of the most significant human rights crises in contemporary world history and truly the stain of the century.” Meanwhile, in October 2018 and April 2019, European Union Parliament adopted resolutions that condemned the large-scale detention targeting at Uighurs and others, demanding the shutdown of detention center and the release of detainees.
It is rumored that in the detention center many people have been dead one after another including due to bad environments, tortures and abuses, but in almost all of such cases the dead bodies are disposed secretly instead of being returned to their family. (Lots of large-sized crematoriums are under construction in the vicinity of the detention center.) There is no denying that the reason behind the dead bodies being not returned is the avoidance of the claim of the bodily injury resulting in death due to tortures and/or their use for organ trades. This is a criminal act to be regarded as Auschwitz of our time.
The daily schedule specified below is based on the testimony of Mr. Omir Bekali who was released from the detention center because of his Kazakhstan nationality.
4 a.m.: Waking up. Practicing to neatly fold a futon in a square shape for one hour.
5 a.m.: Singing a song worshipping CCP and China.
6 a.m.: All detainees singing the national anthem coming from a speaker with lining up against the wall.
7 a.m.: Having breakfast (a piece of steamed bread and a bowl of soft rice or vegetable soup)
8 a.m.: Singing a song worshipping CCP repeatedly. Forced to repeatedly study the propaganda policies including the greatness of China’s policies toward Uighurs as well as the definitions of a separatist and an extremist.
Noon: Having lunch (same menu as breakfast). Repeatedly singing a song before lunch such as “There will be no new China without CCP. Socialism is amazing.” Served with lunch, all detainees saying three times in a loud voice, “Thank for the party. Thank for the nation. Thank for Xi Jinping. Pray for the health of Xi Jinping. Pray for the prosperity of the nation.”
Afternoon: Repeating the propaganda studies.
Mr. Bekali often had to hold it in for 2 to 3 hours before going to the toilet because its use was allowed only during a predetermined time. All studies and conversations were conducted in Chinese language. Refusing to use Chinese language and eat pig meat, Mr. Omir Bekali received various tortures. Specifically, Chinese police beaten him 20 times with a stick and made him stand straight against the wall for 24 hours. He was sometimes forced to sit on an iron chair fixed to the ground for 24 hours with his hands and legs tied to it with a chain. They wouldn’t untie him even for a few days until he showed a sign of repentance and they gave him no food or water. They sometimes locked up Mr. Bekali in an about 5-meter-square dark room for 24 hours, made him stand up with wearing only an underwear in a hot place on a sunny day, or forced him to stand up on the ice barefoot on a winter day and watered him over. He even saw a detainee being suspended from the ceiling with his both hands tied and soaked into a dirty water pool up to the neck.
The detainee members in Mr. Bekali’s room changed frequently but he has no idea how those taken away from his room have ended up with. Not a few detainees died of a disease. He actually witnessed two detainees in his room dying in front of him.
Although Chinese government had denied the existence of the detention center in the first place, after a series of accusations and testimonies, they named it as “Reeducation Center” or “Job Training Center” and began insisting that it was a center designed to reeducate extreme Muslims.

Defeating Totalitarian Regime through Solidarity of Liberal Democracy

Chinese government often self-justifies these acts as “Terrorism Prevention”, “Crackdown on Extremists” and “Reeducation”. However, this is just the reoccurrence of the world that George Orwell illustrated in his book titled “1984”. Chinese government is the worst terrorist group of extremists that detains and slaughters any existence conflicting with their values and only believes in violence instead of education. Therefore, their advocating “Anti-Terrorism”, “Anti-Extremists” and “Education/Correction” is nothing but the act of deprival and arbitrary operation of words committed by a totalitarian regime.
At the same time, this criminal act of Chinese government is a reflection of its aggressive policy named The Belt and Road Initiative which pursues the hegemonic power in the entire world under the name of an economic policy. Chinese government’s suppression on Uighurs, Tibetans and Mongolians actually seeks to, through the extermination of such ethnic groups, make their respective regions into its bases for the further invasion into continents.
These regions are the ones where the right of self-determination is supposed to be granted to respective ethnic groups. Chinese government controlling such regions as colonies is currently targeting at this South Korea and even our country, Japan, in addition to Hong Kong and Taiwan. For counterattacking such ambition, it is necessary for us not only to support the resistance exercises by those respective ethnic groups under suppression, democratization movements in China and indominable struggles in Hong Kong but also to achieve the solidarity among liberal democratic countries in East Asia including South Korea, Taiwan and Japan. Our future history has to be either one of the winning by liberal democracy or by totalitarianism. If the solidarity among the liberal democratic countries is formed, the same victory as previously dismantling the evil Soviet empire is sure to be realized again here in East Asia.