仙台にパンダはいらない!デモ行進のお知らせ : 仙台にパンダはいらない仙台市民と宮城県民の会

日時:2012年4月21日(土)午後1時
場所:勝山公園(仙台市青葉区)
主催:仙台にパンダはいらない仙台市民と宮城県民の会
交通:地下鉄南北線北四番丁駅より徒歩10分
※自動車でお越しの方は、有料駐車場などをご利用ください。

リンク:
facebook公開グループ「仙台にパンダはいらない!」
http://www.facebook.com/groups/275819259150044/

反対趣旨:
1.パンダは絶滅危惧種の野生保護動物です。
パンダはぬいぐるみではありません。絶滅危惧種の野生動物の保護は、生息地である生態系の回復と保全が第一であり、「可愛いから」という人間のエゴや、政治的な利用を決してしてはいけない動物です。奥山恵美子仙台市長による発案は、「被災地の子どもたちに夢と希望を与える」「経済波及効果が期待できる」「震災復興のシンボルになる」であり、すべて人間のエゴでしかありません。世界中が生物多様性を大切にし始めた21世紀の今、子どもたちに本当の夢と希望を与えられるのは、私たちの正しい理性と判断です。

2.中国領事館建設や中国人移民とセットの可能性が指摘されています。
東北大学雨宮キャンパスなど、仙台市の中心部で中国領事館を新たに建設する可能性が仙台市議会でも指摘されており、事実、過去にも中国領事館建設の陳情書が提出され、長町に中華街構想が浮上したこともあります。今後、中国からのパンダの貸与とセットで、中国領事館建設の話が具体化する可能性があります。
領事館は大使館同様の機能を有する、数万人規模の中国人の移住を可能とするものです。そして、領事館の敷地内は治外法権が適用されます。現在仙台が必要としているのは住民の雇用の拡大や地元経済の活性化であり、外国人の移住でないことは、言うまでもありません。

3.震災復興支援のお金がパンダに用いられようとしました。
ジャニーズ事務所による資金援助、および同事務所主催のチャリティーイベント、
“Marching J”によるファンの皆様からの震災復興のための募金があてられることがニュースで報じられ、全国的に批判が集中したことは、周知の通りです。震災復興に必要なのは被災地の住民の生活と安全が最優先であり、その進展こそが、復興のシンボルです。日本全国と世界中の皆様の善意をパンダの貸与と飼育の資金にあてることは、たとえ善意のお申し出であったとしても、感謝の心をもって、つつしんでお断りするべきです。
※2012年2月27日の仙台市議会で、上記の募金は用いられないらしいと建設局長が答弁しましたが、パンダを「震災復興のシンボル」にするという方針は、今も変わっていません。

4.6年目からは市民税が用いられます。
仙台市議会で、6年目以降のパンダの経費は仙台市の市民税からまかなう方針であると、仙台市の担当者は回答しています。パンダは年間1億円以上の経費がかかり、仙台市民には極めて大きな負担になります。

5.パンダの生息地では現在、大変な悲劇が起きています。
パンダの最大の生息地であり保護区のある場所は、地理的にはチベットのアムドに位置する、アバ・チベット族チャン族自治州です。昨年から、アバをはじめチベットの各地で、チベット人僧侶による抗議の焼身自殺が数十件も発生しており、現在も続いています。中国では他にも、ウイグル自治区や内モンゴルなど、各地で自然環境の荒廃や民族の抑圧や悲劇が頻発しており、一刻も早い状況改善が、中国国内からも世界からも求められています。こうした社会的な悲劇が起きている現実を前にすれば、パンダの貸与は国際的にも愚かな行為であることは明らかです。

6.経済効果は決して期待できません。
奥山恵美子仙台市長や仙台市当局や一部の議員らは、東京都の恩賜上野動物園や神戸市の王子動物公園の例をあげ、仙台の八木山動物公園も同様の来客増と経済効果が期待できると語られます。しかし、日本最大の都市の東京や、日本第二の都市大阪に隣接する神戸では、仙台の参考には決してなりません。「パンダのまち仙台」をPRし、パンダのグッズを販売し、観光客の大量増を期待することが賢明なのかそうでないのかは、誰が考えても同じだと思います。

7.仙台市民の意志が、今後の日中関係を築きます。
仙台市は中国の代表的な作家の魯迅が留学した町として中国でも高い知名度があり、中国の長春市と友好姉妹都市を締結しています。魯迅が作品を通して生涯訴えたのは、人間としての考えることの大切さです。そして、長春市はかつての満洲国の首都であり、現在の長春市の基礎は当時の日本が建設した歴史を有しています。このように、仙台市は文化的にも歴史的にも日中交流の要であり、今後の日中関係を考えていく上で、仙台市民の意志は大変重要な意味を持っています。

いかなる視点から理性的に考慮しても、仙台にパンダは不要です。
今こそ、仙台市民と宮城県民、そして日本人が意志を示すことが、必要とされています。

他の日程
3月31日(土):ポスティング
仙台パンダについてのインターネットのニュースを見ていない仙台市民は、決して少なくありません。また、仙台パンダの意味が良く分からない人、反対だが何をしていいか分からない人も、多いと思います。
そこで、仙台にパンダはいらない!請願書の署名のお願いとデモのお知らせを、仙台市内でポスティングします。
現在、ポスティングのためのチラシを作成中です。

4月中旬:請願書の提出
仙台市・仙台市長あての請願書を提出します。請願書の文面は決定次第、本ブログに公開します。(現在作成中)また、請願を行うことは、中国大使館にも書簡にて郵送します。
また、4月21日デモ行進当日も、請願書とご署名を集めます。
現在、請願書の文面を作成中です。

※特定の政治・営利・思想・宗教などの団体の下に属すること、主催を委譲すること、勧誘することはありません。
※請願書の提出時における個人情報の管理は個人情報保護法に基づき大切に管理し、請願書の提出以外には使用しないことをお約束します。
※4月21日のデモ行進当日は、桜の満開が予想されています。
※服装は自由です。(当日は、取材などの撮影が入る予定です。)
※アニメやマンガやイラストなど、特定の著作物の衣装での参加はご遠慮ください。


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